原文 朝倉山椒〔朝倉村の山椒は粒が大きいと有名:広辞苑〕の実、赤くなりたるを白水に付け置き、 一粒ずつ内白皮をむき、焼塩の末の内へ入れ(但し塩へも水を廻す)摺り混ぜ、天日又たはジヨタン 〔助暖:小さな火鉢〕にて干し、揉む時は外へ付きたる塩落ち、内へ入れたる塩のみ残るを、硝子又は徳利等へ入れ貯える。
備考:合類に記述無し