原文 美濃にて一寸五分四方位に袋を拵[こしら]え右の口より玉子を入れ、口を二つ程折って手の平[ひら]に乗せ、 指にて袋の上より袋の角にまで行き及ぶ様やわらかに押し、煮え湯の中へ入れ堅まりたる時、湯より出し紙を取る。 (但し紙は美濃に限る 鶏卵を猪口に入れそれより袋へ入るべし、三角は袋を三角に作るなり。)
備考:『料理調菜・四季献立集/1836年刊』に類似の記述がある