下巻165
うなぎ蒲燒の法
原文
うなぎ白焼にして熱湯をかけ幾つも重ね置きて、少しの中、軽きおしを置き、湯気をしたみ〔蒸し〕少し焼きて醬油を付け又た燒くなり。
その上にて重箱又はうなぎ入れ〔うなぎ入れという容器〕に入れ置くなり(但しうなぎ入れは冬は周りへ湯を入れ置く故、うなぎ冷めず)。但し醬油、味淋何れも上々の品等分に合わせ、右を半ば煮詰めて用ゆ。
[主な食材]
うなぎ
たれ(醤油・味噌)
備考:合類に記述無し