下巻33
駒茸の漬様
原文
駒茸の開き切り候わぬばかりを取り、いしづきを切り捨て、よくよく湯煮[ゆに]をいたし滴を垂し、 いかにも白塩にて摺れ合わぬように漬け申し候、桶の底にいくつも切揉[きりもみ]をして塩汁を垂し申し候。