原文 笋[たけのこ]先の細き所を除[の]け、漬け申し候、同じくはやせ竹青く候てよく候、 二つ割にしてもまた輪切りにしても中のうつ〔筒?〕を抜きても漬け申し候、 いかにも白き塩にて摺れ合わぬように漬け申し候、輪切りのよう〔?〕を抜きたるには、筒の中へ塩を込め申し候。
備考:合類巻三では「竹の子の漬け方」。本文の表現に若干の違いあり。 「原典現代語訳日本料理秘伝集成」第一巻(同朋舎,1985年) P.151