上巻18
雉の汁山かけ
原文
雉[きじ]をいかよう〔適当に〕にも切り、酒をひたひたに入れ、火を細くして、酒臭くなきように煮申し候。
その上へ水を入れ、煮たて塩を入れ申し候。汁軽過ぎ候わば、ちと醤油を加え候、煮汁〔だし〕は少しも入れ申さず候。
[主な食材]
きじ、酒、塩
醤油
備考:合類巻四
「原典現代語訳日本料理秘伝集成」第一巻(同朋舎,1985年) P.129によると
汁軽過ぎ候わば・・・汁の味が軽すぎれば
ちと・・・少し