原文 鯛にても鱸[すずき]にても、その外何にても三枚におろし、紙包み、上を水にて濡らし、日かげの湿気有る土に、一夜埋め申し候。 ことのほか塩辛く候わば、一日一夜にても、二日も置き申し候、おおかた薄塩程に成り申し候。
備考:合類巻五では「万魚の塩取様」。調理のコツか? 「原典現代語訳日本料理秘伝集成」第一巻(同朋舎,1985年) P.194