原文 これも、右の如く、塩水を煎じ、はらの子の袋の、損じ候わぬようにいたし候。右の塩水にて漬け二時ほど置き、 そのまま取上げ、壺に入れ、二三日も置き、そのまま置き候得ば、固まり申し候。その時薄く藁を敷きて、風ふきに置き、 料理の時、切りて、酒をかけ出し申し候。(石島注「筋子」鮭の卵を云う。)
備考:合類巻四。