食菜録

下巻136

牛乳酒

原文
牛乳 茶碗に二盃、 酒 二盃、 水 三盃、 砂糖 一盃、右一同鍋へ入れ掻[か]き回し煮え立ち候節用ゆ。
(但し、只の砂糖湯の如く牛乳は堅まりて、おりの如く沈殿[おどみ]残る者なり。全く養生に用ゆ迄なれば 〔養生のために栄養が必要である者は〕沈殿たる牛乳を口に入れ右汁にて呑むなり。 酒好[す]く人なれば酒三四五盃入れて然るべし)

備考:合類に記述無し