食菜録

下巻171

葱、白ねぎ

原文
種を蒔き、のびるの如く出たるを、汁、平[ひら]枕〔平らな形をした枕〕などにして用ゆ。冬より春、大きく成りたるは、白き所を用ゆ。 青き所は臭気有りて宜しからず、汁、平枕など、又は砂糖、味噌を付け田楽にもして用ゆ。

[主な食材]

葱、桜味噌、
けしの実、木の芽

備考:合類に記述無し。画像及び主な食材は「ねぎ田楽」のもの。