食菜録

下巻183

蛤はんぺん

原文
蛤のわたのかた〔かたいところ〕を去り、堅き所を細かに刻み、大根を摺子木〈すりこぎ〉にして(但し大根の折り申さずくらい) かき回し、その後、銅摺鉢[どうすりばち]に入れ、摺子木にてよく摺り、生塩を入れてなおよく摺り、その後湯煎にするなり。

[主な食材]

蛤のすり身

備考:合類に記述無し