食菜録

上巻61

とりまぜ うるか

原文
腸と、あわこ〔卵〕とは、ひとつにして、白子は摺鉢にてよく摺り、腸、あわこによく混ぜ、そのかさ一升あらば、塩四合ほど混ぜ、壺に入れ押付け申し候。

[主な食材]

鮎の腸、鮎の白子、
鮎の栗子(卵)

備考:「原典現代語訳日本料理秘伝集成」第一巻(同朋舎,1985年) P.177によると
かさ・・・量