下巻159
きすほりほり製法
原文
新しき鱚を開き、骨、頭、尾を去り、よく蒸し(但し、塩水にて洗い候てもまた然しかるべきか、
汐[しお]気ある時はしめる)、天日にて干し(何日も干しよく干し上るなり)助暖へかけ置く時は、ほりほり〔噛んで容易に粉状になる?〕いたし軽く相い成り、取肴などによろし。(汐水にて洗わざる方よろし)
[主な食材]
鱚
備考:『彰往考来』では食菜録特有の料理であると、推測している。
同名レシピ:きすほりほり製法(下巻127)