下巻6

ぬかみその方

原文
小糠〔こぬか〕　一斗（少し炒りて成程〔可能な限り〕粉にふるい申し候）、糀　三升（はたき候てふるい申し候）
塩　一升　
右寒の内に仕り候、水にてよき加減に、捏ね申し候て、臼にてよくよく搗[つ]き、玉に丸め、藁にて筒の如くに、 包み、火をたき候脇につり置き申し候二年三年置き候ても苦しからず候、遣し候時、上を一ぺん削り捨て、 さて酒にてよき加減に摺り込み申し候、汁へ入れ候時は、水にて延[のば]し申し候。

備考：食菜録下巻7、同65、同67、同69、同75に同名。
同名レシピ：
ぬか味噌の方（下巻7） ぬかみそ（下巻65） 糠味噌（下巻69） 糠味噌（下巻75）