原文 鮭の子のよく詰まりたるを、如何にも疵[きず]のつかぬように、袋ともに取り出し、うす霜のふる程に、塩をつけ、壺へ入れ、 ろくにならべ置き申し候。 久しく置き申し候には、うす霜よりは塩をまし申し候。さりながら塩、事の外きくものにて候。
備考:合類巻四では「あまご漬」。